舌側(歯の裏側)に矯正装置をつけ、矯正装置が人目に触れないように治療する方法です。この方法を「舌側矯正」と言い、表側からの矯正治療とは異なった知識と技術を必要としますが、目立たない歯列矯正を行うことができます。
目立たない舌側矯正
![目立たない舌側矯正](img/lingual/about01.jpg)
舌側矯正は従来、話しづらい・歯磨きしづらいなどのデメリットがありましたが、装置が小さくなりこれらの不快な制約が解消され、より快適なものとなりました。お勤めの業種によって、目立ってしまう表側の歯列矯正ができなかった方も「舌側矯正」を選択することで歯列矯正を行うことができます。
舌側矯正のメリット・デメリット
メリット
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- 01 目立たない
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- 02 虫歯になりにくい
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- 03 前歯が引っ込みやすい
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- 04 舌癖(舌の癖)予防
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デメリット
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- 01 発音しづらい
- 舌側矯正の装置を装着すると、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉が若干しづらくなることがあります(さ行、た行、ら行の言葉)。しかし、 最近の舌側矯正装置では装置自体が小さくなり改善されつつあります。
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- 02 違和感がある
- 舌側矯正では、歯の裏側に装置を付けるため、舌が装置に触れて違和感を感じる人もいますが、ほとんどの人が1週間程度で慣れているようです。
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- 03 歯磨きが難しい
- 歯の裏側は、表側より歯磨きがしにくいものです。矯正装置を装着すると、普段の歯磨きと違い磨きづらさを感じる場合もあります。
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- 04 費用が高額
- 歯の裏側は凸凹で形が複雑なために、表側の矯正装置を使うことができず、患者様一人ひとりに合わせた装置をつくる必要があります。つまり、オーダーメイドの矯正装置をつくることになり、大変な手間がかかるために装置の費用が若干高くなります。
舌側矯正の流れ
舌側矯正は、装置を歯の裏側に正確に位置づけするために、上下の精密な歯型をとり、治療後のシュミレーションを行います。この行程の精密性が、治療結果に大きく影響します。そのため、精密検査が重要となります。当院では、下記の流れで患者様が納得できますよう、十分な説明を行っております。
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STEP01
初診相談
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STEP02
精密検査
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STEP03
診断(1時間程度)
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STEP04
装置の作製
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STEP05
治療開始
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STEP06
治療終了・経過観察
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よくあるご質問
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Q治療期間はどのくらい
かかりますか? -
A治療終了後は、後戻りを防ぐための装置を装着していただき、歯が安定するまで年に数回、定期検診に通院していただきます。
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Q治療期間はどのくらい
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- Q発音しにくくないですか?
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A慣れないうちは上下の前歯に舌が当たって舌足らずな発音になることもありますが、3~4週間程度で慣れて普通にしゃべれるようになれる方がほとんどです。装置の装着後は発声練習をして慣らしていきましょう。
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Q部活(スポーツ・吹奏楽)に
支障はありますか? -
Aスポーツや楽器を演奏するのに、特に支障はありません。フルートやオーボエ、トランペットなどの演奏楽器を演奏する場合も、舌側矯正なら表側の矯正に比べて邪魔になりません。
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Q部活(スポーツ・吹奏楽)に
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Q前歯が差し歯なのですが
舌側矯正はできますか? -
A歯の根の状態にもよりますが、治療は可能です。また、状態が良くない場合も方法はいくつか考えられますので、まずは一度ご相談下さい。
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Q前歯が差し歯なのですが